儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

日記を書いていなかった期間に何があったかと言うと、まあいつも通り本を読んだりフランス語のテキスト前にして撃沈したりハイハイにきゃあきゃあ言ったりしていたわけですが、それ以外に大きな動きもあって、というのもエヴァにハマり出しました。それもテレビシリーズ!!世間から30年弱遅れてりりいにエヴァブームがやってきたのです!!高階と言い、たとえと言い、少年たちのサクマと言い、お父さんとの確執がある男の子スキー(たとえのことは人間としては嫌いですが、キャラクターとしては好きですよ)かつ、(アンチ)精神分析スキーにもかかわらず、どうしてわたしは今まで見て来なかったのでしょう?今更ドハマりしてしまいました。お父さんを愛しつつも憎んでいるシンジくんかわいい!!!!かわいすぎます!!!!!同じく家庭環境に何かありそうなミサトさんと疑似家族を形成しているのもたまりませんね(ちなみにわたしはまだ20話くらいまでしか見ていません。アスカが荒れ出して、ちょっと不穏な空気があり、心がぐらついております)。疑似家族の良いところは本当の家族に求めていたもの=欲望がありありと現れる点だと思っております。わたしは悪趣味な人間なので、コンプレックスや宙吊りにされた欲望といったモチーフに弱いのです。くらくらきちゃいます。それと、最近思うのは現実世界においても疑似家族(やそれに近しいもの)は割とそこらじゅうに存在していて、わたしたちはその構成員にもなり得るし、あるいは、すぐ近くに立つ傍観者になることもあるということ、そして後者の場合にはなんとなーく居心地の悪さを覚えるということ……ネルフ自体、後天的な血の繋がりのようなものが幾つも重なり合うことでできているような気がしていて、でもその作られた血筋を引いていない人も確かにいるはず(たとえば名前も出てこないようなモブキャラとか)で、じゃあそういうキャラクターはどんなことを思いながら出勤しているんだろうか……とか、そんなどうでもいいことを考えております。