儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

文学フリマ東京37に出ます(11/11・東京流通センター)

今週末開催の文フリに参加します。今回は二つのサークルから本を出します!


たべっ子花火(第一展示場・H-33)[一日中こっちにいます]
・社会人一年目のつれづれ交換日記(600円)
夏頃から書き始めた高校の同級生との交換日記を本にしました。ドラマチックなことは何ひとつ起きないただの日記です。一方が書いたことにもう一方が反応したり、かと思えば、全く違う話題が始まったり。文体も考え方も全く違う二人で書きました。この数か月を通して、交換日記の面白いところは、ある話題に呼応するようにまた別の話題がやって来たり、はたまた予想もしていなかった言葉が綴られたり、といった偶発性にあるのだな、と感じました。ちなみに、今回、表紙も本文もデザインがとってもかわいいのですが、これはお友達が担当してくれました!

・このたびOLになりました。(600円)
個人本です。干からびた社会人生活を綴ったただの日記です。作間のことはあまり書いていないのですが、大体の雰囲気はここと同じ感じです。社会人になってから、何だか上手くいかないな、わたしはこの場のコードをまだ読めてないんだな、と思うことが多々ある一方で、心地よさを感じながら周囲に甘えてる自分もいて……今までとは違う生活の中で感じたことを中心に、今まで通り読んだ本のことや、お洋服のこと、かわいいものなど……雑多なことを書いています。

あとひらいて本も持っていく予定です~こちらはMOUNT ZINEさんに置いてもらった時と同様に、300円で頒布する予定です。

うまくいけばフリーペーパーも頒布します!内容は交換日記の番外編になる予定です。


アイドルミニコミ「W-IDOL」編集部(第二展示場・た-71)
・まともじゃないのがちょうどいいの?:ロラン・バルトにおける「中性」と『墜落JKと廃人教師』
(アイドルミニコミ「W-IDOL」Vol.4収録・500円 )
今回もミニコミに文章を載せてもらえることになりました。タイトルを「まともじゃないのがちょうどいいの?」にしよう、というのは数か月前から決めていて、タイトルに合わせるように内容を決めました。教師と生徒の恋愛という「まともじゃない」ことと、バルトが母親のことを小説にできなかった理由である<「道徳的な」抵抗>を重ね合わせ、「まともじゃない」二人が選ぶ「新たな生」への肯定について書きました。
今回もサンプルを4ページ分載せますので、よかったら読んでみてください。


当日はどうぞよろしくお願いいたします!