儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

ねえ、優しい声が好きよ 好き

J-WAVEのオートリバース聴きました。といっても3日も前のことなのですね。録音も無事に出来ました。想像以上に音良くてびっくり!優斗くんも昨日の伝記で書いていたけれど、最後のドラゴンフライ流れるところいいですよね。まるで、チョクが聴いていたラジオ番組の中で放送されているような演出にときめきました。絶対有り得ない世界線。令和と80年代が混じり合う瞬間……この感覚何かに似てるな?と思ったのですが多分それはひぐらし見てる時の気持ちですね(笑)

オートリバースについては色々考えているのですが(例えば、ドラゴンフライの「恋をした僕ら」は誰?とか、80年代において親衛隊はA面だったのかB面だったのか、とか、苦しみの場としての10号館、とか、イノセンスの解体、とか)一向にまとまりそうにないので、radiko版が完結したあたりできちんと整理したいです。原作もまだ半分くらいしか読めていません……でも読み終えてしまうのがもったいないなーーという気持ちもあります……

二人の演技に関しては、完全にチョクと高階で、猪狩と作間が演じているということを意識せずに聴いておりました……ラジオドラマって難しくないのかな?と思っていたのですがいらない心配だったようです……高階がちゃんと最後まで高階で、作間ってこういう演技できるんだなーーと新たな発見……前半のうるさい男子中学生なところもそうですけれど、何よりも途中のイケイケ代理隊長な高階が普段の作間とは違い過ぎて!!あんなに怖い声も出るんだーって後で振り返ってちょっとときめきました……普通に聞いている時は、作間の声、とは思えないくらい高階なので、その時には気が付かなかったのです。最後の「彼氏でも良いけどね?」も好き!親衛隊が暴力で支配されるようになっても、キョンキョンの前では、明るく、中学生の時の高階みたいに振舞っていたのかなあ、なんて思います。途中、本当に高階ってキョンキョンのこと好きなのかな?キョンキョンのことなんか忘れて、組織を大きくすることしか考えてないんじゃないかな?とも思ったのですが、やっぱり、その根底には、好きっていう気持ちがあったんだろうなーと。山手線の中で、ヒメが、親衛隊の活動について「みんな自分のためにやってるでしょ?」と言うシーンがあるのですが、アイドルのおたくの行動って、基本的には「好き」という自分の気持ちのために、勝手にやってることだと思うのです。アイドルのためのようで、そうじゃない。結局は、自分の「好き」をどうにかして昇華させたいからやっていることなのだと思います。直接受け取ってもらえる気持ちじゃないから、「自分だけが好きならそれでいい」っていう気持ち、独りよがりな気持ちだから、そうするしかないのかもしれませんね。そもそも、チョクや高階の抱いていた「キョンキョンのことが好き」という気持ちは他者に対する気持ちのようで、そうじゃないのかも、なんて思ってます。自分に跳ね返ってくる気持ち、自分の中でどうにかしないといけない気持ち、なのかなあ、と。そして、これは、わたしの抱いている「作間が好き」という気持ちも同じ、なのかもしれません。

あと、原作でヒメが「ハニーハウス」というお店のお洋服を着ている描写があったのですが、調べてみたところ、MILKと似たような系統のお店だったことが分かりました。どうでもよさげなことだけれど、ヒメはイケイケでヤンチャな見た目ではなくアイドルみたいな雰囲気だったんだろうなーーというイメージが掴めたので書いておきます……(笑)