儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

それでもほらもうすぐ幕が開く

はしみずは2009年入所なので、18~19歳で入所10年だったわけですが、その頃のわたしはと言うと「二人にはぜひともベリの「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」を歌ってほしい!」とたびたび口にしていました。あの頃、はしみずと同年代で10年もやっている子なんて他にいなかったから特別感があったのですよね。でも、今日ふと、ハイハイ全員アイドル歴が10年を越すまであと1年半ということに気が付き、5人でこの曲が歌えるじゃないか!!と考えておりました。で、改めてこの曲を聴いたわけですが、ううう、なんだか物凄く胸に刺さってしまいました……19歳の頃のわたしはこの曲をまともに理解できていなかったのですね……特に「ママのダメだしはきついけど 言ってる意味は確かに分かるよ それでもほらもうすぐ幕が開く」の部分が響きます。結婚して子ども(=歌詞の一人称)を育てた<普通>の女性である「ママ」から、<普通>ではない生き方について口を出されていて、<普通>の魅力も社会からの要請も頭では理解している。<それでも><幕が開>いたらアイドルとして歌い踊るしかない、というか、それ以外の選択肢はもう見えなくなっている……<普通>ではいられない、自ら<普通>ではない道を突き進む、弱いけど強い女の子たちの歌なのだ、ということに初めて気が付きました。アイドルについて歌ったメタ曲って数多く存在していますけど、この曲はアイドルだけじゃなくて、それ以外の<普通>ではない道を進む女の子をも肯定しているような気がして、自分のもののようにも思えるから好きです。と同時に、やっぱりハイに歌ってほしい!という気持ちになりました。5人横並びでパンチしてる画は絶対にかわいいと思うの!!ぜひ2025年全国ツアーのセトリの真ん中辺りに入れてほしいですね。イケボファイブが五等分の気持ちを歌っていたんだからいけるはずだ!!と思っています。今までハイハイに歌ってほしい女子ドル楽曲♡とかって言ってましたけど、実際のところ、男の子の声で歌うってどうするの?と、なかなかリアルな想像はできていなかったんですよね。でもイケボファイブが男の子の声でごとよめ楽曲を歌っていて、やってみれば案外良い感じになるものなのか!!と目からうろこ。というわけで、再びハイに歌ってほしい女子ドル楽曲をじゃんじゃん探して行こうと思っております。