高校生の頃、リップは絶対にディオールのアディクトリップグロウじゃないとだめ、と決めていて、全然お金なかったのに毎回なくなる度に買いに行っていました。直営店で買うのが怖くてわざわざセミセルフ型のお店に行っていたんです。でも当時はディオールを取り扱っているお店が今ほど多くなくて、遠い店舗へ足を運んでいたなあ、とか、ブレザーのポケットの中にいつも入れていたなあ、とか、そんなことを先ほどふと思い出しました。今と比べると自由に使えるお金が少ない中から捻出して買っていたのですから本当に欲しいものだったんでしょうね。それを考えると今のわたしには欲しいものがそんなにないのかもしれない。その代わり、これをしたい、できるようになりたい、という欲は増えた気がします。一時的な居場所を得て、一旦自分の限界を知ると、その先へ行ってみたいと思うようになるのかもしれない。そんなわけで、やってみたいことは沢山ありますが……今いちばん思っているのは京都に行きたいということ！作間が京都の良さをあらゆる場所で語っていること、あとは手のひらの京を読み直したこと、夏物語を読んでること（登場人物は京都ではなく大阪出身の設定ですが、関西弁表現が出てくるんです）から、京都行きたい欲が出てきてしまいました。夜な夜な宿や新幹線パックの値段を調べています。でも京都って何があるんでしょう？行ったことはそこそこあるのですが、結局観光地にはあまり足を運ばないので、いまいち把握できておりません。やっぱり寺社仏閣？でも、教養も感性もないわたしが楽しめるかしらん？有識者に相談したら日仏学館へ行けば良いんじゃないかと助言を受けましたが、都内近郊にもあるみたいですし……うーん。食べたいものを考えて、入りたいお店を中心に決めていくほうが良いのかも。作間は京都のどんなところが好きなんだろう。前に話してた気がするけど記憶に残っていない。もっとまじめにラジオ聴きます……
