儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

羽がなくてもいいよ 僕たちを飛ばすのはJETさ

手を繋いでいよう ポケットに入れていいよ

わたしは作間担だけど、もしかしたらハイの中でいちばん信頼を寄せているのは優斗くんかもしれない、と思った。同じ部活にいて、挨拶してもらえただけで、思わずガッツポーズをしてしまう後輩の子が作間で、一緒に駅までガンダしたりパン奪い合ったりするくらいには仲がいい同級生が優斗くん、みたいな。自分でも書いていてわけわからなくなってきた……変な妄想はやめます(笑)雑誌で猪狩も言っていたけれど、優斗くんは「それ話しちゃっていいの!!?」と思うようなことを沢山言う。例えば、ハイの些細な一言、いつもだったら内輪で留めておけたはずの一言が、ハイのことを全く知らない人たちにも広まってしまった頃、優斗くんは六本木の小さなステージの真ん中で、「俺、自分の発言にいちいち責任なんか持ってねーし!!!」と叫んでいた。今考えると、ほんとーにとんでもない子だな!!(笑)でも、最後の挨拶で「伝説になるという言葉には責任を持つ」と少しちょけながら、真剣に言っていたから、全く嫌な思いはしなかった……というか、ここまで考えてあの発言をしたのだとしたら、優斗くんは頭の切れる人だなと思った。そんなことはなさそうですが(笑)でも、何も考えずに発した言葉が繋がって、ああいう形になったのだとしたら、それは天性のものだと思う。アイドルの才能。優斗くんは多分そういう人。上手く振る舞えない部分が、アイドルとして上手く生きていく力になっている。……あの秋の雨の夜、代々木で優斗くんが言ってくれたことも、「それ、今ここで話して良かったの?」と思うようなことだったけれど、わたしはそれに救われた。わたしが捨てきれない気持ち、忘れられない日々を、5人もなかったことにしてないんだ、って思えた。こうやって映像化されて、優斗くんの、その発言ごと、もう一度なかったことにされてしまったけれど(その編集が5人のために、仕方のないことだとはわかっている……)わたしは優斗くんのあの日の挨拶を、作間担で居る限りずっと忘れないと思う。……なんだか、色々考えると難しいね。何も起こらなかった世界に行ってみたいと未だに思う気持ちもあるし、今までのこと全てを含めて、今の5人を好きだと思う気持ちもあるし……あの9月がなかったら今頃作間担なんてとっくにやめているだろうな、と思うことさえある。あれから3年が経とうとしているのに未だにぶつぶつ言っていて、正直自分でも自分が嫌になるんだけど、でもそれくらい大きな出来事だった。そして、今のハイハイにとっても、あの出来事はなかったことにできないことなんじゃないかと……少なくともわたしは思う。優斗くんがわざわざあの場で、そのことを話したのはその裏付けになるはずだ。とはいえ、割り切れないというか、未だに消化できない部分があって……「ハイハイにとっても、あの出来事はなかったことにできないことなんじゃないか」なんて、綺麗な言葉を書けない自分もいる。だって、そんなに美しい物語ではないから。……自分でも、今、何を書いているのか分からない。この不満は、誰かにぶつけたい思いは、なに?どうして、わたしは今、こんな言葉をここにぶつけているのだろう。全て、代々木体育館で終わらせられたはずなのにね。