儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

少年たち 君にこの歌を(9/11・17:00開演・新橋演舞場)

この日は何故か開場時間前から結構長めの入場列が出来ていて「なんでだろう~土日だからかな~」と思っていたのですが、中に入ってその理由をようやく理解しました。そう、この日はアイシングクッキー再販日だったのです。「アイシングクッキー列はこちらから」の札、地下一階から二階まで伸びる列、休業中のはずなのに導線のために解放された食堂……恐るべしクッキーの威力。まさか劇場で「アイシングクッキー完売です」のアナウンスを聞く日が来るとは思いませんでした。クッキーに支配された新橋演舞場を語り継ぐ会をここに発起します。今のところ会員はわたし一人です。作間入ってくれないかな。

さて、肝心の舞台ですが、たった一日しか経っていないはずなのに、皆の力の入り具合が10日とは全く異なっていて本当に驚きました……最初の一人ずつ叫んでいくシーンから雰囲気が違っていて、作間の「盗まれる方が悪いんだよ!!」も前回より荒々しく、よりサクマらしさが出ていた気がします。嗚呼思春期前の場面も、それぞれの怒りや悲しみが声に含まれていて、少年院に入れられた少年たちに見えました。歌声にも勢いがあって、とにかく、見ているだけで体温が上がるような、圧倒されるような……そんな回でした。具体的に何が違うと言語化することは出来ないんですけれど、生の舞台じゃないと感じられない空気感、声のトーン、細かな動きに、確かに10日とは違うものを感じました。空間を共にする現場の魅力って色々あると思うんですけど、その一つとして、板の上で演じている人の気持ちや、その時の状態が直にこちら側へ伝わってくることが挙げられると思います。それを強く実感した公演でした。また、同時に、生の歌声が聴けることもわたしの中では大きいんです。以前にも書いたような気がしますが、生の声はやっぱり録音とは違います。空気を振動させて伝わる音には、録音では再現できない、人間の耳では捉えることが出来ない域の音も含まれています。当たり前ですが、わたしたちはそれを音として認識することはできません。ですが、その声、音は身体を震わせ、確かにわたしたちに何らかの刺激を与えると思うんです。コンサート会場や劇場で、身体中に音が響き渡る度に胸が高鳴るのは、耳では聞き取れない音によって心を動かされているからなんだと思います。そして、わたしはそんな瞬間が好き。だから、今回はほぼ全て生歌で凄く凄く嬉しかった!!作間浮所だけ歌パートなかったのはめちゃめちゃに残念だったのですが、しかし、嗚呼思春期と俺たちは上等を歌っている作間を見られたのですから、わたしは幸せ者です゜・*:.。..。.:*・゜生歌で思い出したのですが、この回のrivalは優斗くんの歌い出しが少し早かったのですよね。でも、それが熱演ゆえのズレというのが明らかに伝わってきて、こういう風に「演じる」ではなく、もはや「成る」演技を今後も見たいな……と思いました。

あと桶ダンスで作間がセルフ指名しました(笑)あれはきゃぴきゃぴ作間というよりは、アゲアゲ作間だな……(笑)どうしてかは分からないのですが妙にテンションが高くて、他10人も戸惑っておりました。やったネタは6日と同じくおさくさんだよ~でした!その後うきしょひだかにもやらせる作間さん。「おさくさんって言ってるんだよ!!」との有難いご指導付きでした。これ言ってる時の作間はアゲアゲじゃなくてきゃぴきゃぴだった!(笑)そして脱獄中塀に上った後の作間の動きで凄く好き!って思ったのがあるんですけど、わたしの勘違いのような気がしないでもないのでちょっと書かないでおきます(笑)カナサシが撃たれるところは録音の声が増えていて、それぞれの細かな動きだけでなく演出自体も変えたんだなあ、と。昼公演だけの日でも稽古や演出変更をしているのか、とその多忙ぶりに改めてびっくり。ていうかひらいてのツイッター見る限りだと取材も受けてるよね……?クラッシュビートは双眼鏡を覗いてずっとうっとりしていました……パフォーマンスしている作間をぼんやりと眺めていられる時間が幸せです。そして相変わらず白の王子様衣装似合ってる……ザジャニ舞台っていう感じの衣装で、毎回We'll be~が始まる度に、この衣装もっと見たいなーー……と思ってしまいます。どうして白の王子様衣装を見ると「ジャニ舞台だー!!」と思うのでしょう?そして最後の三方礼の際に作間以外の4人は右手を胸に当てていることに気付く。その中で一人両手下ろしているのが作間らしいなあ、と。なんというか、作間は胸に手を当てないタイプっぽい気がしませんか?



開始一週目でしたが、わたしの少年たちはこの回でラストでした!サマパラで作間が好きだーという気持ちが凄く大きくなって、その状態のまま少年たちに突入出来たので、過去一番にふわふわした現場期間でした。終わった実感が湧いていない……まだ少年たちの公演自体は続いているのでそれは当たり前なんですけど(笑)でも始まった気さえしていない!なんだか夏に取り残されているような気分です。今回の少年たちで感じたのは、やっぱりわたしは作間のパフォーマンスが好きだということ。しなやかでキレのあるダンスも、まっすぐなターンも、クラッシュビートの真剣な眼差しも、全部全部好きなんです。「闇を突き抜けて」の最初の立ち位置に来て手を挙げる、ただそれだけでわたしは引き込まれ、動けなくなってしまいます。作間はいつもさらっとこなしているように見えるけれど、その一方で、命全てをパフォーマンスに捧げているようにも感じられるから凄く不思議。わたしはこれからも舞台の上で踊る作間を見るたびに、この子のパフォーマンスが好きなんだと思わされるのでしょう。多分、作間担でいる限りずっと。そう思える瞬間がわたしにとって凄く幸せなんです。だから、これからも、そんな時を重ねていけたらいいなあ、なんて思っています。そしてこの回がわたし的18歳の作間最後の現場でした。18歳最後の姿は、楽しそうにスクリーンの「少年たち」のロゴをアピールしているところでした(笑)きゃぴきゃぴ作間!18歳の作間を見ることが出来て幸せでした!♡19歳になるまでの期間はテンション上げるためになるべく日記書けるようがんばろう……