儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

少年たち 君にこの歌を(9/10・18:00開演・新橋演舞場)

毎度のことながら記憶がぶっ飛んでおりますが(これを書いているのは9/12~9/14)覚書。全体的に演技がレベルアップしていたような気がしました。細かいところのアドリブや動き、前後の繋ぎが自然になっていたように感じられました。はしなすは本当は仲が良いんだ!のくだりの前後とかは特に分かりやすくなっていた気がします。その一方で色々言いたいこともあるんだけど、書くようなことでもなくて、うーんうーん……でもこうやって悩むくらいならきっと黙ってる方がいいんだろうな。

前回、前々回は作間ロックオン状態で観劇していたので、今回は全体的に見てみたのですが、見落としているところが数えきれないほどあって自分でもびっくりでした。例えば、脱獄するときに、優斗くんを引っ張る大昇とか、とぼとぼと歩いて皆を追い越す瑞稀とか……台詞がないところにも一人ひとりの心情や動きが表れていて、当たり前だけど誰かひとりを見ていると他のことは何も分からないのだと気付かされました。太鼓の叩き方もそれぞれ結構違うということにようやく気が付く。作間は垂直にバチを下ろすんですけど、猪狩は斜め上から中央へ集まる感じで下ろしていて、こういう違いに一人ひとりのアイドル哲学みたいなものが含まれているような気がしてきゅんとしました。皆が同じことをやっているからこそ際立つ差異に弱いんです。涼くん、龍我は片方のバチで叩くときはもう片方をくるくる~っと回していて、アイドルっぽい太鼓!と思ったり。あと作間が途中で脚や身体全体でリズムを取りながら叩くところがあるんですけど、他の子は普通に叩いていることを知って、なんだかときめいてしまいました……今まで当たり前のことだと思っていたことにも、作間なりの思いとか、これまでの経験とかが滲み出ていると知ると、途端に愛おしくなってしまうのです。めいきゅーわんだーは優斗くんがめちゃ楽しそうで、優斗くんのかわいいところってこういうところなんだろうな、と思った……ピュアっぽい表情がきゃわいい。今までも優斗くんのことはかわいいと思っていたんですけど、こういう顔でパフォーマンスしているとは知らなかったので新発見でした。もしかしたら作間以外のハイの子がどんな顔でステージに立ってるかってあまり知らないのかもしれない……あと最後のロゴがスクリーンの幕にばばーんと映るところで、その文字の方に手を伸ばしてる作間がきゃわでした!♡これって皆やってるのかな?作間しか把握できていないから気になる。



前に書いた「入りたかった日」はこの日のことで、というのも2年前の9月10日13時、わたしは泣きながら作間のいない帝国劇場の舞台を見たから、その時のリベンジをしたかったのです。本当のことを言うと、幕が上がる瞬間が怖かった。いないなんてことは有り得ないと分かっていたはずなのに、どうしても、あの日のことが忘れられなかった。けれど、今年の9月10日、サクマとして生きる作間を見ることが出来て、ようやく2年前の傷が癒えた気がします。多分、作間担でいる限り、あの年の9月10日を忘れることはないでしょう。けれど、こうして幸せな9月10日を刻むことが出来て良かったです。全ては不可逆的。何もなかった世界には戻れない。そのことをわたしはずっと呪っていたけれど、白い王子様衣装に身を包み、三方礼をする18歳の作間を見て、わたしは今のこの気持ち、目に映るこの瞬間を誰にも渡したくないし、ここに至るまでの全てをなかったことにしたくないと強く思いました。こういうこと書くのなんか恥ずかしいから次の少年たちの感想書き上げてからこれアップする!(笑)