儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

少年たち 君にこの歌を(9/6・18:00開演・新橋演舞場)

誰に懺悔すればよいのかは分かりませんが、しかし、自身の過ちを悔い改めなければならないことだけは分かります。神様、長老様、滝沢様、「滝沢副社長演出の水太鼓」と聞いて見る前から勝手に絶望に浸っていたことをお許しください。というわけで、少年たち見に行ってきました。

とにかく言いたいのは、水太鼓が凄く、凄く良かったということ。滝沢副社長と演舞場のコラボレーションは和演出になるはず……と勝手におかしな方向へ連想ゲームをしていたのですが、実際には冬帝劇のファンカッションに近い雰囲気でした。真剣にパフォーマンスに取り組む作間が見られて楽しかった!正直言って今回の少年たちの中で一番くらいに好きです……巷では水太鼓の評判どうなのかなー。ハイハイの作間というよりも、ジュニアの作間として舞台に立っている感じがしました。やっぱり、ステージの上にいる作間が好きだし、そんな作間をぼんやりと眺めていられる時間が好き!ハイは「自分たちで考えて行動する、自分たちでパフォーマンスを作り上げる」ことに重点を置いていて、そういう姿勢がわたしは好きなんですけれど、同時に、大人から与えられたパフォーマンスに食らいついていく姿も好きなんです。小さな箱庭の中で、ミニチュアのようにセッティングされた作間には、踊っているときやローラーを履いているときとはまた違う美しさが宿っていると思うのです。それは幼さの中に見出せる魅力と似ている気がします。ほんの少しの不自由さが見え隠れしているのが良いのです。こういうパフォーマンスってもっと大人になったり有名になったりしたらやらなくなってしまう気がしているので、このわずかな時間を楽しみたいです。

お芝居パートでは、作間じゃなくてサクマと感じられる場面がいくつもあって、そういう瞬間がたまらなく嬉しかった!「君にこの歌を」は言ってしまえば歌を歌うだけなんですけれど、表情は明らかにサクマで、この子は出所後どうするんだろうとか、他の子は待っている家族や施設の人がいるんだよなとか、色々考えてしまいました……公演時間が短いからそれぞれの境遇や入った理由も断片的にしか分からないのですけれど、それでも、背景にあるストーリーを推測してしまうくらいにはサクマだった、と思います。ハイの嗚呼思春期前の叫ぶシーンがあまりにも辛くて、というか高校受験の失敗でああなってしまったサクマを考えると、お話、それもジャニ舞台なのにどうにもやりきれなくて。受験が全てじゃないと分かっているのに、受験が全てになってしまう気持ちが分かるから、余計に見ていて悲しかったです。あと、俺たちは上等とか、嗚呼思春期とか、DVDで見て知ってる曲を歌っていて「おおお!!ついにわたしも少年たちを見に来たのか!!はいびーで少年たちやってるのか!!!」という実感が湧いて一人でにやけておりました。にやにや。(その頃のDVDが家にあるからだと思うんですけど)わたしの中で少年たちといえば、エビキス、今のWESTあたりの関西ジュニアのイメージが強かったんです。人生何が起こるか分からないので言い切ることはできませんが、おそらくその辺りのおたくをすることはないだろうし、おたくになったとしても彼らはもう少年たちには出ないし、「多分、わたしは一生見に行くことがないんだろうなー」と思っていたのですが、まさか、まさか自担を見に行くことになるとは……俺たちは上等は表情がくるくる変わるので、見ていて楽しいです。この町ではキスみたいなもん~でなげちゅーしてるのきゃわいかった!!あと、わたしは作間のダンスが好きなので当たり前に桶ダンスも、ダンス自体は「わーい!♡」ってなりながら見てたんですけど、いかんせんあの格好なので頭の処理が追い付かず複雑な気持ちで見ておりました。なんで桶ダンスなんだ。本当に何故……そしてお弁当の予約も忘れていました……


本当は他にもメモしておきたいことはあるのですが、というか昨日の夜に色々書いていたのですが、はてブロのメンテナンスに引っかかり一度全部ぶっ飛び悲しみに暮れて今……という状況なので、とりあえずここまで。また書きたくなったら書く。