儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

ミニコミのはなし

この辺の話の続きです。

soprano.hatenadiary.jp

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「君とJETなDOするLIFEなう」の何がこんなにも人を惹きつけるのか考えてみたのですが、それはやっぱり「トンチキ」な部分が大きいと思います。なんだかよくわからない。今までに聞いたことがない。多分他の事務所のアイドルグループはこんな曲歌わない。でも、ジャニーズの子が歌うとちょっとよく聞こえる、かも。それが、ジャニーズのトンチキで、ハイジェもその分類に含まれると思います。ジャニーズのトンチキには常に「新しさ」がある。だから違和感を抱きつつも、見入って(聞き入って)しまうのでしょう。

そして、ハイジェの「そうね」にも、トンチキとは少し違いますが、やっぱり「新しさ」と、そこからくる違和感が存在していると思います。男の子が「そうね」と歌うこと。それは、わたしたちが長年曝されてきた、標準語と女性語、男子と女子、という二項対立に反するものです。ハイが「そうね」と歌うことで、「女性らしさがある」とされてきた言葉が少年の所に引き寄せられる。それにより、「女性語」の誕生と共に縛られた少女が、少年と同等の自由を手に入れ、解放されたらいいな――わたしがハイの歌う「そうね」という歌詞を好きな背景には、そんな願望があるのかもしれない、という文章をアイドルミニコミ「W-IDOL」に寄せました。「女ことば」と「ジャニーズらしさ」に関する考察―HiHi Jetsが王道であることの証明 2.0というタイトルで載っています。

ハイが「そうね」と歌うことで少女が解放されたらいいな、ってなんだか他力本願っぽいかなあ、とも思ったのですが、でも、今のわたしにはこうやって願望を書き連ねることが精一杯でした。女子だからという理由で挫けそうになったことが何度もあるはずなのに、何故、こうも他のもの頼ってしまうのでしょう?本当はもっと、具体的なことを言いたいはずなのに。自分で何か動きたいはずなのに。

また、この文章を書くことで、わたしもジャニーズを見ることで解放された少女の一人だったのだと改めて感じました。ハイの持つ自由が欲しい。あんな風になりたい。高校生の頃、ハイを見てそんなことを感じていたのを思い出しました。多分、今でもわたしは、ハイハイから、この社会を漕いでいく力をもらってるのでしょう。そして、そんな力をくれるからこそ、ハイは王道に見えるのかな、と思いました。今まで、「王道」という言葉についても色々考えてきましたが、「ジャニーズらしさ」の軸には少女の解放があるのかもしれません。

 

また、10月更新分では以下の2つも寄せました。 

 

メタ系アイドル舞台の時代を考える:2019年版「DREAM BOYS」とHiHi Jetsから
去年のドリボ見た後に優斗担と「この話今の状況とちょっと被るね……」なんて会話をしたのをきっかけに、ここ1年くらい考えていたことをまとめた覚書のようなものです。わたしは独りよがりで、作間に自分の願望を押し付けてばかりなので、すみませんと言いたいことだらけです……

 

男子高校生アイドル発達段階理論
もとい、男子高校生をたくさん推して下さいという滝沢副社長様へのお願い。わたしは16歳が大好きです。しかし、多くの人からは理解されません。特定の年齢に固執するってどういうことですか?どうして16歳が好きなんですか?とよく聞かれます。それに対する答えとして、わたしの見てきた15、16、17歳の作間について書きました。作間は9月末に18歳になりましたが、高校1年生、2年生の作間を見られたことは本当に幸せだった、と思っております。それにしても……大学進学は……するのでしょうか……

 

中学生の時に「アイドル工学」を読んで「よい子の歌謡曲」を知ってからずっと、「いつか絶対にアイドルミニコミを作るんだ!!」と思っていたので、当時の自分が知ったら嬉しいだろうなあ、とか考えながら作っていました。ちなみに、紙媒体も2021年度初め頃までには発行予定です。

サイト作成も基本的にわたしが担当したのです、が、実は制作中に一度破壊させてたりします……元々ワードプレスで作っていたのですが、消してはいけないphpファイルを消してしまい再起不能になったのです……その後ネットで見つけたフリーhtmlテンプレートを大改造して完成させました……ほぼ全て手打ちというおおよそ令和にやることとは思えないないものの集大成です。ソースは見ないでください……