儚いから愛おしく、慈しむほど輝く

呼び捨てされる嬉しい響き Good Chance 期待しちゃうな

僕らだけのタカラモノ 探しにでかけよう - 担降りブログのようなもの

わたくし、浮所飛貴くんを応援することに決めました。

元々、今年はJUMP以外の好きなアイドルを見つけることを目標としていました。何故ならばJUMPのオフシーズンが死ぬほど長かったからです。その期間中わたしはずっと「現場がないーーーーー!!!!!CDも出ないーーーーーーー!!!!!なんならじゃんぺも更新されなーーーーーーい!!!!!!!」と騒いでいたのですが、他のJUMP担の方々はセクゾやスタダなどJUMP以外のアイドルのおたくを楽しまれていました。そのような姿を見ていたら「姉もハチコだし(そもそも7年前の夏以来JUMPに担当不在だし)母もあらんちゃんや涼くんに沸いてるし、わたしも別の境地開拓してみるか〜〜〜!!!!!」という気持ちになったのです。

まず手を出したのは某スタダアイドルでした。姉がゆるく推していたので少し足を踏み入れてみたのですが、曲やダンスのおしゃれな雰囲気にトンチキアイドルに慣れてしまったわたしの頭が着いてこれなくてだめでした。

次に手を出したのが元セクボの方々でした。「中学生の時に緩く眺めていたしJUMPの後ろで踊っていたこともあったしいけるだろう」と思って足を踏み入れてみました、が、いざ現実を直視してみるとあの頃いたメンバーのうち残っている子は少なく、かつ雰囲気やグループも(当たり前ですが)全く変わってしまっていたためだめでした。結局残った感情は「雨だってを歌って踊るセクボかわいい〜〜〜〜!!!!!」でした。

そんな中で始まったのがHiHi Jets東京B少年による「裸の少年」の放送でした。「裸の少年」略して裸少。ちょっとヤバめな臭いがするこの番組にはかつて、JUMPも出演していました。しかしこの番組の印象は薄い。何故ならHi!Hey!Say!や平成ファミリーズほど真面目に見ていなかったからです。どうして真面目に見ていなかったのかは今となっては分かりません。しかし母が毎週熱心にVHSに録画し、「裸の少年」と手書きのラベルを貼っていたのだけは覚えています。

そんな「裸の少年」大好きな母。(この書き方だと語弊が生まれそうだな)そして「HiHi Jetsの涼くんめっちゃ格好良いわ〜」が口癖の母。視聴しないわけがありません。しかし残念ながら裸少は我らがJUMPの「いただきハイジャンプ」と時間が被っているのです。そこで母が取った選択は両方とも録画しながら裸少を見る、でした。え、えー、そこはJUMP見てあげなよ、とも思ったのですが、母が裸少を選んだという事実を知ったのは裸少初回放送日の昼だったのでわたしは何も言えませんでした。

その日、家の近くの商業施設内のレストランで母と昼食を食べていた時のこと。裸少どうだった?というわたしの言葉に対し、母が放ったのは「浮所くんって知ってる?」という言葉でした。

浮所くん。誰だっけなー東京B少年の子だっけなーMyojoかなんかで名前見たことあるかもなーとぐるぐる考えていたら、「あの子可愛いし喋れるし、しかも立〇の附属通ってるらしいよ」と少し食い気味に言われました。

もうこの時点で既にわたしの中での浮所くんの株は爆上がりでした。だって附属生!!!淳太くんや本高くんをはじめとして、わたしは附属生ジャニーズが大好きなのです。しかもGoogle画像検索をしてみるとお顔がとってもかわいい!!!当たり前に黒髪だしちょっとあどけなさが残っているのがたまらん!!!!つり目なのもかわいい!!!!!しかし彼は2002年生まれ!!!!良いのか2002年生まれを好きになっても!!!!わたしはこの2002という数字に対してひどく恐怖心を覚えました。なんてったって年下。しかもバリバリの21世紀生まれ。この子を好きになったらいよいよ本当にショタコン認定されてしまいそうです。流石に、2002年生まれの子を推すのは少しだけ勇気が要ります。このまま東京B少年が歌って踊っているのを見たら引きずり込まれてしまうかもしれない、という恐怖すら覚えました。しかし結局は「浮所くんめっちゃかわいい!!!!」という気持ちの方が勝りました。何でも良いからこの子が歌って踊ってるところが見たい!!!!と心の底から思ったのです。

そんなわたしが辿り着いたのはジュニア情報局のシアタークリエの動画でした。一番上にあったのがHiHiとの合同公演の動画だったのでとりあえずそれを見てみました。

そこには美少年たちがツムツムになってきゃっきゃと戯れながら歌っているという素敵な光景が広がっていました。正直言ってカルチャーショックでした。わたしはそれまで、この世の中にこんなにかわいいことをやってのける14歳から18歳までの男の子が存在しているとは知らなかったのです。確かに、今までもセクボやなにわ皇子など「かわいい」を具現化したグループは存在していました。しかし、メンバー自らがツムツムになったグループはなかったと記憶しています。しかも曲が死ぬほどに良い!!!なんだこのきらきらとした歌詞は!!!???初めて聴いた「Cosmic Melody」にわたしは完全にやられてしまったのです。JUMP担だからダンスがゆるゆるなのは気になるけど、でもそこもなんだかかわいく見えてきたぞ!!!!そして極めつけはB少年単独の「シンデレラガール」でした。オリジナルの手の振りでお立ち台で踊る6人は天使そのものでした。その中でも浮所くんはめちゃめちゃにかわいい。「I wanna always be your King & Prince」の後にお口をぱくぱくさせているところがツボでした。なんてアイドル然としたアイドルなんだ!!!!!

その次に足を踏み入れたのがジュニアチャンネルです。開設当初、全グループ企画会議回だけは見たのですが正直言ってその時は「B少年若いな〜〜発想が若いな〜〜」という感想しか残りませんでした。しかし、いざ、きちんと動画を見てみると「穏やかな男子高校生の休み時間を見ているようだ…」という平和な気持ちになりました。他のグループがヌルヌル相撲などをやってる中で(ジャニーズ初YouTubeコンテンツをヌルヌル相撲にしたトラジャは強い、さすがです)B少年はゆで卵をひたすら振っている……あの企画会議を通して最終的に残ったのが「ゆで卵を振る」だったのがなんだかかわいらしくて気持ちが落ち着きます。しかも浮所くんはGoogle画像検索で見たときよりも少し大人びて見えます。これなら推しても大丈夫なのでは!?意外にも声がハスキーだし、しかも超うるさくて自由!!!!!那須くんが超頑張って卵振ってるのに彼は自由にお喋りをしています。あああ、こういう子好きだ。やっぱり若い子は元気に自由にやっていてほしいです。なんとなく、なにきんでやっていた頃のまいジャニの空気を思い出しました。しかも他のメンバーの子もなかなか良いキャラをしている。那須くんお顔めちゃくちゃ格好良いのにちょっと不憫っぽくてかわいく見えてきました。

その後は期末試験を挟み、そして気が付いたら何故かサマステのチケットが手元に集まっていました。本当にこれは無意識のうちに集めていたので特に書くことはないです……でも、「今の浮所くんを見なきゃ絶対に後悔する」という気持ちがあったのだけは確かです。16歳のかわいくてかっこいい浮所くんを見ておかないと絶対わたしは数年後にうだうだ言い出すだろうと思ったのです。

とにかく、夏が始まるまでわたしはずっと情報局の動画や少クラを見返したり雑誌を読み返したりしていました。浮所くんは結構なお金持ちっぽいことや、最近のダンスは割とキレッキレなこと、基本的にうるさいことなど、様々な情報を集めました。中でも衝撃的だったのは妹と弟のいるお兄ちゃんだったということです。えーー!!!!!浮所くんお兄ちゃんなの!?しかもお誕生日にはお母さんと妹さんが作ったケーキ食べたの!?天然記念物か!?お兄ちゃんガチャだったら間違いなくSランクお兄ちゃんです。その上バイオリンが弾けるという王子設定。凄すぎます。ていうか乗馬やらバイオリンやらを子どもに習わせることの出来る親御さんの経済力にびっくりです。そしてテスト必勝法が「取りあえず前日に詰め込む」という附属生あるあるなやり方だったのにも萌えを感じました。この子もとにかくテスト前に詰め込んでどうにかしているだなんて!!本当に高校に通っているんだ!!!と思うと心がうきうきしました。

しかし事件が起きます。7月18日、サマステプレ販の日のことでした。公式ペンライトが何故か浮所くんのメンバーカラーであるオレンジにだけ点灯しない仕様だったのです。宿泊行事の帰り、重いキャリーケースを持ちながらTLを眺めていたわたしは悔しい感情でいっぱいになりました。なんで、どうしてって。昨年のペンライトもオレンジにだけ点灯しない仕様だったことは知っていました。だから、もしかしたら今年もそうなのかもなあとは思っていましたが、まさか本当にそうなるとは思っていませんでした……わたしがその日思ったことはブログにはあまり書きたくないので省略します、が、とにかく凹みました。次の日、わたしは迷わず六本木へ向かうとペンライトとカラーセロハンを買い、赤と黄色を組み合わせてオレンジペンラを作りました。多分、あの時のわたしは「浮所くんかわいいかっこいい!!」という気持ちと「浮所くんの色のペンラがないなら作るしかない!!!」という気持ちだけで動いていたのだと思います。点灯させてみて、本当にオレンジ色に光った時、わたしは謎の達成感に包まれていました。宿泊行事翌日、くたくたになっているのにペンラ買いに行ってセロハン入れてその上達成感なんてものを感じるなんて正直言ってアホです。49のあらんちゃんと颯くん風に言うなら「アホでーーーーーす!!!!!」です。でもあの時のわたしは必死でした。だって浮所くん超頑張ってるしめちゃくちゃかわいいのに一人だけペンラの色ないんだから……死んでもオレンジ振ってやる!!!!という気持ちに包まれていました。

そして迎えたサマステ。感想などは他の記事で書いているので省略しますが、とにかく楽しかった。登場したとき、ああ、本当にいるんだなあって思いました。浮所くんは実在しない天使ではありませんでした。あの赤い浴衣を短くしたような衣装がとても似合っていて、この夏この子を見るためにEXシアターに赴いたのは正解だったなって心の底から感じました。そして「スペースジャーニー」の浮所くんが神々しくてわたしはひどく感動しました。ラッシュの地下鉄よりも人でいっぱいになっているB3階に向かって手を振る浮所くん!!表情がとても柔らかで、頑張って卵を振ってる那須くんに見向きもせず自由に喋っていたあの動画の浮所くんよりも何倍も大人っぽくなっていました。そしてバルコで踊るサビ。遠くの方をじっと見つめて踊っている姿からわたしは目が離せませんでした。真っ直ぐに前だけを見て踊っていたのが印象深かったです。「僕らだけのタカラモノ Oh Treasure 探しにでかけよう Space Journey」という歌詞も相まって、原因不明のエモーショナルな気持ちに襲われました。

そしてサマステ合同公演が幕を閉じ、テレビで高校野球を見ている時に、ふと「浮所くんを一番に応援しよう」と思いました。理由は純粋に「いつか見てみたいな」と思う浮所くんの姿が沢山頭に思い浮かんだからです。

スペースジャーニーの最初のステップ踏んでる浮所くんをまた見たい。パーリーモンスターをかわいく踊る浮所くんをまた見たい。またMステに出て欲しい。もし浮所くんが冬に帝国劇場に立つのなら有楽町に行きたい。春に横浜アリーナに立つのなら新横浜に行きたい。そして何よりもCDデビューするところが見てみたい。沢山のカメラの前で、あの笑顔で、あのハスキーボイスで「この度デビューすることになりました浮所飛貴です」って言ってる姿が見てみたい。東京ドームのステージ上で、あの真っ直ぐな瞳でデビュー曲を披露するところが見てみたい。出来ることなら、東京B少年として、あの5人と一緒にそこに立っていて欲しい。Cosmic Melodyを「最初に貰った曲」として歌ってほしい。たぶん、「スペースジャーニー」の時に感じたエモーショナルな気持ちも、そんな思いから生まれたものだったんだと思います。

これが担降りなのかどうかは自分でも分かりません。でも、Hey!Say!JUMPと有岡くんへの思いが変わったことは確かです。わたしの中で、JUMPはずっと2011年のままでした。10人の未完成で未熟なJUMPのままだったのです。有岡くんはテレビに出ても面白いことなんて一つも言えなくて、見てるこっちがもどかしくなるくらい。そんなJUMPを自分の中に抱えたわたしは、アイドルの頂点への階段を次々と駆け上がり、そしていくつもの変化を遂げていくJUMPが心のどこかで受け入れられませんでした。待って、どうして9人なの。どうしてこれから先の2年間8人でやるのって。

そんな状況を動かしてくれたのは浮所くんでした。浮所くんはきっとこれから先、めちゃくちゃに面白い未来を見せてくれるでしょう。でもわたしがその未来に行くには、わたしの中の時計を現実の時計に合わせなくちゃいけない。それはつまり、わたしの中のJUMPを2018年のJUMPにしなくてはいけないことを意味します。ずっとそれは難しいことだと思っていましたが、いざやってみると案外簡単でした。一度浮所くんを好きになってしまったら、わたしの中のJUMPはすーっと7年の時を刻みました。浮所くんが現実を見せてくれたのかなあ。なんとなく、浮所くんが「先輩の曲」としてJUMPの曲を踊ってる姿を見ていたら、ああJUMPって大きいグループになったんだなあ、もうあんなちっぽけでたった一つの小さな光だけを持ったグループではないんだなあ、大きな輝きを放つようになったんだなあとしみじみと感じました。

自分の中のJUMPが2018年に追いついたことで何だか今までよりもJUMPのことも有岡くんのこともちゃんと好きになれそうです。今なら「あの時あんなことがあってさ」という過去にこだわらずに、素直に現在のJUMPを愛せる気がします。ちゃんとJUMPを見てみると「この人たちのダンス見ていて楽しいなあ」って気づきました。揃ってるのが気持ちいいよね。やっぱり大好きです。大好きな9人、10人です。

取りあえず、今は誰担?って聞かれたら浮所飛貴くんって答えると思います。まだあどけなさが残っていてかわいくて、なのに格好良い曲にもぴったりとはまっていて、とにかくきらきらしてるアイドルの子だよって、答えます。でもどこが好きなの?って聞かれたら困ってしまうかもなあ。チケット紙切れにして頭おかしくなってた時は「アイドルという職を全うしているところが好き」って書いたけど、それもぴったりくる言葉ではないような気がします。もしかしたらわたしは好きな人や物に対して言語化できる理由を持てないのかもしれません。

あと、母に「浮所くんってちょっと翔央っぽい」と言われて少し笑ってしまいました。何故なら、翔央はわたしが小学生の時に一番好きだったジュニアだからです。こういうの、なんか面白いですよね。やっぱり好きになる系統ってずっと変わらないのかもしれない。そしてサマステは多分もう増やしません。何故ならMILKのリュックが欲しいからです…(笑)でもやっぱり増やしちゃいそうだなああ、わたしが増やしそうにしてたら誰か止めてください……

なんというか、ちょっと足を踏み入れてみたらそのまま引きずり込まれてしまった感が凄いですが(笑)とにかく今の浮所くんは今しか見れない!しかも人生は80年と意外にも短い!!だから「今浮所くんを見なきゃ絶対に後悔する!」というあの日の気持ちに、ペンラがオレンジに光らないと分かって悔しさの中六本木を速足で歩いたあの日の感情に、そして今の「浮所くんの未来が見たい!!」という思いに素直に従ってみようと思います。有り得ないくらいのきらきらを纏った超かわいくてかっこいい浮所くん追っかけてゆるーくおたくしていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。